2014年度新着本3・木村達哉「大学合格キムタツ相談所」(旺文社)
大学受験と言えば旺文社。「螢雪時代」で有名な旺文社。英語検定の参考書も出している出版社ですね。
(螢雪→けいせつ。 ♪ほたーるのひーかーり、まーどーのーゆうーきー ですよ。
灘中学校・高等学校の英語科教諭(本書刊行時)である木村氏。
「螢雪時代」に連載された記事をまとめたものです。
5章から成り、受験に纏わる悩みを高校3年の4月から時系列で並べ、それに著者が答えていく形です。相談の数は1章に付き、受験生からが6、7問+保護者からが4、5問です。
新高校3年生(現2年生)はまさに清々しい気持ちで溢れている新年のこの時期から読み始めるのがお薦めです。そして保護者の悩みにもたっぷりと答えてくれているので、先に保護者の方が読んでからお子様に薦めるのも良しです。
司書は70ページの『Q.読書習慣をつけるには、どうすればいいでしょうか?』と101ページの『Q.受験勉強とは関係ない本ばかり読んでいて心配です。』の答えに『全くもってその通り!』と頷きました。
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