2014年度新着本2・スタジオワーク「名所・旧跡の解剖図鑑」(エクスナレッジ)
スタジオワーク「名所・旧跡の解剖図鑑」(エクスナレッジ)
建築関係の書籍をおもに出版しているエクスナレッジで有名な解剖図鑑シリーズです。
「住まいの解剖図鑑」から始まり、
「片づけの解剖図鑑」
「お店の解剖図鑑」
と6冊出ています。
「名所・旧跡の解剖図鑑」は7冊目。今までの解剖図鑑は、どちらかと言えば大人向け。自分で家を建てたり、一家の主としてインテリアを考え片づけをする人向けの内容でした。
しかし今回紹介する本は、修学旅行の事前学習や日本建築史を勉強する若者にぴったりの内容となっています。
7つの章に分けられ、各地方に現存する建築の構造・由来・見取り図・建築様式名などがオール手書きイラストで説明されています。
こういう地方ごとに紹介していく章立ての場合、1章は『北海道・東北地方』となるのが多いですが、寺社建築が主役なのか1章『関西①』・2章『関西②』とたっぷり京都・奈良にページが裂かれています。こういう点でも、関西へ修学旅行に行く高校生にはぜひ読んでもらいたい1冊です。
2014年の年末には新しく「日本の名城の解剖図鑑」が出版されました。
↓他者の書評はこちら
読書メーター・スタジオワーク「名所・旧跡の解剖図鑑」(エクスナレッジ)
ブクログ・スタジオワーク「名所・旧跡の解剖図鑑」(エクスナレッジ)