2018年度新着図書1(7月)・ぬまがさワタリ「図解 なんかへんな生きもの」(光文社)、前野ウルド浩太郎「バッタを倒しにアフリカへ」(光文社文庫)

7月に入った新着図書を今更ながら紹介していきます。

 

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ぬまがさワタリ「図解 なんかへんな生きもの」(光文社)

図解 なんかへんな生きもの

図解 なんかへんな生きもの

 

  ↓ ぬまがさ氏のブログとtwittertwitterのほうが頻繁に更新されています。本書もtwitterでの掲載が話題となって書籍化されました。 

numagasa.hatenablog.com

twitter.com

表紙が中身を表している、親切設計の本です。このようなオール手描きオールカラーで40種の動物が紹介されています。特に驚異の生態である『クマムシ』が良いです。

 

 ↓ なななんと、今月下旬からあの『ネイチャーテクニカラー』社より、『へんな生きものハンカチ&ポーチ』カプセルトイ(ガチャガチャ)が発売されます。あの『ネイチャーテクニカラー』社のウェブサイトを覗けば、生き物好きはフィギュアコンプリート欲が掻き乱されます。

twitter.com

 

naturetechnicolour.com

 

 

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前野ウルド浩太郎「バッタを倒しにアフリカへ」(光文社新書

バッタを倒しにアフリカへ (光文社新書)

バッタを倒しにアフリカへ (光文社新書)

 

アフリカはサハラ砂漠の西にあるモーリタニアで、サバクトビバッタと闘った前野ウルド浩太郎氏の闘いの記録です。

 

 ↓ モーリタニアとは何処ぞ?

モーリタニア・イスラム共和国 | 外務省

在モーリタニア日本国大使館

 

 ↓ 前野氏のtwitter。トップにバッタがぎっしり写った写真が出ますので、虫が苦手な人は注意です。

twitter.com

 

 ↓ 本が出る前にNATIONAL GEOGRAPHICに連載された前野氏のバッタ話です。

natgeo.nikkeibp.co.jp

 

 ↓ Youtubeにある、前野氏のトークショー

www.youtube.com

 

 ↓ 栄えある第6回ブクログ大賞2018エッセイ・ノンフィクション部門を受賞されました。著者コメントも載っています。

booklog.jp

 

 ↓ バッタつながりで、北海道帯広市周辺の十勝平野を開拓した依田勉三(よだ・べんぞう)率いる晩成社(ばんせいしゃ)がバッタ被害に遭うエピソードがあります。1880年代~1890年代頃。明治20年代頃。16ページ。

荒川弘百姓貴族②」(新書館

百姓貴族(2) (ウィングス・コミックス)

百姓貴族(2) (ウィングス・コミックス)

 

 

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ここ最近、俳優の香川照之氏がNHKで体を張って虫の楽しさを伝えているせいか、虫好き界隈が賑わっています。

www.nhk.or.jp

 

 ↓ 2年ぶりの開催がつい先月終了してしまった『昆虫大学』という虫好きの集まりがあります。各講師陣・教授陣のこれからの動向を見守るのもまた楽し。

www.konchuuniv.com

 

夏休みも遠くになりにけりですが、NHKラジオの夏休みこども科学電話相談では、各分野の専門家がお子様たちの熱き相談により熱くお答えなさっていました。並びのトップが『昆虫』というのもまた良き。

www.nhk.or.jp

  

 

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 ↓ 旭川龍谷高校の蔵書にある真面目に面白い動物エッセイの数々。

川上和人「鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。」(新潮社)

鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。

鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。

 

 

川上和人「そもそも島に進化あり」(技術評論社

そもそも島に進化あり (生物ミステリー)

そもそも島に進化あり (生物ミステリー)

 

 

川上和人「鳥類学者 無謀にも恐竜を語る」(技術評論社

鳥類学者 無謀にも恐竜を語る (生物ミステリー)

鳥類学者 無謀にも恐竜を語る (生物ミステリー)

 

 

松原始「カラスの教科書」(雷鳥社

カラスの教科書

カラスの教科書

 

 

松原始「カラスの補習授業」(雷鳥社) 

カラスの補習授業

カラスの補習授業