2015年度新着図書44(3月)・アンディ・ウィアー「火星の人 上・下」(ハヤカワ文庫) 荒川弘「百姓貴族④」(新書館)

↓ 下記の記事の最後で紹介していた「火星の人」です。

 

 

火星の人〔新版〕(上) (ハヤカワ文庫SF)

火星の人〔新版〕(上) (ハヤカワ文庫SF)

 
火星の人〔新版〕(下) (ハヤカワ文庫SF)

火星の人〔新版〕(下) (ハヤカワ文庫SF)

 

映画は観ましたか?

誰一人悪意を持った人間が出てこず、知識を使って生き抜こうとする実に爽やかな映画でした。

www.foxmovies-jp.com

 

今、学校で習っている勉強が何の役に立つのかわからない・つまらないとつぶやいているお子さんをお持ちの親御さん!ぜひご一緒にこの映画を観てください。

映画館がお近くに無い方も、あと半年経てばレンタルDVD・デジタル配信・いつかのテレビ放映で観られます。

勉学は人生の役に立つ、知的好奇心は人生を意義あるもので満たしてくれる。それをしっかりと認識できる映画・原作小説です。

映画の要所要所で70年代ディスコミュージックが流れます。しっかり映像と歌詞の意味が連動しているので、ぜひ英語リスニングとして耳を傾けたり、英語歌詞の長文訳に挑戦してみてください。

 

 

 

そして百姓貴族の新刊出ました。

なぜ「火星の人」と一緒に紹介するかというと、なんと百姓荒川(表紙の牛の人)が火星を開拓して農地にする回が収録されているからです。表紙のタコっぽい生物は火星人の家畜だそうです。養鶏・養豚・養フォアグラ技術がこのタコっぽい生物に向けられる描写は、火星人にとって恐ろしく見えたようです。