2015年度新着図書5(4月)・「古代ギリシアがんちく図鑑」「マヤ・アステカ遺跡へっぴり紀行」「古代マヤ・アステカ不可思議大全」
芝崎みゆき3連作!
この著者、なにがすごいって紙面が全て「手書き」なのです。活字が無い…。
たいていイラスト旅行記とくれば、イラストは個性あふれる手書きで、読ませる文章は細かな活字ですよね。しかし芝崎さんはそこが違う!オール手・書・き!
3冊とも300ページ前後とほどよい厚み。よく書いたよ…。ぜったい手が痛いって…。
↓ 「古代ギリシア」と聞いて何を思い浮かべますか?
神話!トロイ戦争!スパルタ!「300」!(最後のはスリーハンドレッドと読んでください。「ア~イア~ムスパータ!」)←わかる人いますか?
知ってる人もそうでない人も楽しめる古代ギリシア解説書&現代ギリシア旅行記です。
↓ マヤ・アステカ・インカと混ざりませんか?どの遺跡が現代のどの国になるかがこんがらがってわからない人にはこちらの本がぴったり!
メキシコ・グラテマラ・ホンジュラス・ベリーズ=メソアメリカを古代遺跡を求めながら著者が旅してきました。16世紀のスペイン人により征服されるまで、ヨーロッパ文明と交流が無く独自に発達してきた世界の意外な可愛らしさが著者を感動させています。
マヤ・アステカ遺跡へっぴり紀行 ――メキシコ・グアテマラ・ホンジュラス・ベリーズの旅
- 作者: 芝崎みゆき
- 出版社/メーカー: 草思社
- 発売日: 2010/05/22
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 2人 クリック: 24回
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↓ そしてこちらが古代マヤ・アステカ文明とはどんなものだったのかを微に入り細を穿つ表現で描いています。表紙画像を拡大していただければ、「よく飽きずに描くね」という感想が漏れてくるかとおもいます。
↓ もともとはこちら1冊のみを刊行当初に入れただけでした。
もう11年前の本になるんですね。2、3年に1人くらいの割合でものすごくエジプトうんちく図鑑にハマってくれる生徒が出現します。そして昨年度の1年生に、好きすぎて自分のお金を払って書店で買った生徒が現れたのです!
やはり惚れ込んだ本は自分で買うのがいいですね。図書館で借りて好きになった本は自分で買ってください!著者への応援(そして生活費)となります。
ということで、11年ぶりに芝崎さんは他の著作は出されているのかしらと調べたら、なんと3冊も出ている!即入荷となりました。
件の1年生。新2年生となりますが、「ギリシア」を借りてすぐ、また自腹購入したそうです。
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