新型コロナウイルスで疲れたあなたに①・ぼんやり眺める4冊
北海道では札幌市を中心に4月14日~5月6日の間、小・中・高校が休校しています。
北海道旭川市の学校は通常通り学業を進めています。本校に限って言うと、新1年生と2・3年生の対面式や宿泊研修が中止になりました。
本州の主要都市で続々休校措置が取られている今日この頃、3月からのコロナ疲れが本読みさんの間に広がっていないかな?と考え、旭川龍谷高校図書館にある本を紹介します。
「モーラと私」おーなり由子(新潮社)
あたたかい草原のなかでモーラところころころ。
「ペンギンゴコロ」さかざきちはる(文溪堂)
Suicaペンギン作者の絵本。自分の心に居るペンギン。
「迷ったときは南極点にもどって考えるんだ」
牛乳を届けてくれる人への手紙。
「世界は蜜でみたされる 一行物語集」飯田茂実(水声社)
↓ リンク先のアマゾンには、改訂版の「一文物語集」(e本の本)がありました。
蔵書は1998年に水声社から刊行されたものなので表紙画像が違いますね。
司書がなぜこの本を買ったかというと、1999年ころの「活字倶楽部」(雑草社)に載っていた投稿者ハガキ?か、紹介記事が良かったから。今は「かつくら」(桜雲社)として残って…いない。2018年冬号で休刊か。
短くて25文字、長くて120文字くらいで表現される壮大な物語集。まるで現代のtwitter140文字時代の先取りである。