2015年度新着図書34(12月)・トーマス・トウェイツ「ゼロからトースターを作ってみた」(飛鳥新社)
Q.表紙の黄色くてでろんでろんに垂れている物体はなんでしょう?
A.制作に1187.54ポンド(約15万円)かかったトースターです。
著者がLondon College of Art(王立芸術大学)大学院に在学中に取り組んだ、電気トースターを材料の調達から加工・組立まで手作りするプロジェクト。
訳文がくだけた若者らしい言葉づかいで、専門用語ばかりなのに難しさを感じません。
化学であり工学であり考古学であり芸術である。
- 作者: トーマス・トウェイツ,村井理子
- 出版社/メーカー: 飛鳥新社
- 発売日: 2012/09/14
- メディア: 単行本
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蔵書にありませんが、似たジャンルでイチオシの本です。
司書は「砂糖」で食料を保存するという3行の記述を読んでレジに走りました。
いまさらながらジャムの仕組みがわかりました…。
この本があれば、人類が滅亡した後に役に立つのでは!と、とても頼もしく感じます。
wikipediaにこんな項目がありました。
Category:文明崩壊後の世界が描かれた小説 - Wikipedia
Category:文明崩壊後の世界が描かれた映画作品 - Wikipedia
こんな世界が現れたときのため、ぜひ読んでおけばいいんじゃないかな。
そしてこちらは火星でサバイバル。(蔵書に入る予定)
2月に映画公開します。