2015年度新着本1(4月)・「中学生までに読んでおきたい日本文学①~⑤」
今年度からは新着本記事のタイトルに月の表示を入れました。
春休み前に届いていた本の整備が終わり、校内掲示用の新着本案内も作りつつ、このブログで紹介していきます。
「中学生までに読んでおきたい日本文学」全10巻
が今回の5冊入荷でそろいました。(先に⑥~⑩を入れました)
「中学生までに読んでおきたい哲学」全8巻は既に蔵書されています。
収録作品は↑のリンク先(あすなろ書房特設サイト)に飛んでいただければ一目瞭然です。いわゆる『(明治以降の)日本名作文学』の短編をテーマごとに集めたシリーズで、著名作家でも案外知られていない作品が詰まっています。
このシリーズ、それぞれのテーマ選びがおもしろい。今回の5冊も「悪人」「命」「笑い」「お金」「家族」という、現代社会でも身近に感じられるものばかり。50年、100年前の日本社会でもそれらの事で喜怒哀楽があったのだと、普遍性を感じられます。
そして、作家の名前だけは現代文の文学史で習ったから知っているが、作品を読んだことが無いというのであれば、ぜひこの短編集をパラリとめくって「こんな内容を書く人だったんだ」という驚きを体験してほしいです。
↓ 3月の記事でニワカ夏目漱石ファンになったそこの君!
そんな君は「3 おかしい話」の「自転車日記(p87)」を読みたまへ。
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読書メーター・松田哲夫[編]「中学生までに読んでおきたい日本文学」(あすなろ書房)
ブクログ・松田哲夫[編]「中学生までに読んでおきたい日本文学」(あすなろ書房)