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旭川龍谷高等学校図書局blog 本の虫

卒業式は3月1日(水)です。

2014年度新着本8・柏野祐二・堀E.正岳・内田裕(海洋研究開発機構)、ネイチャープロ編集室「海洋地球研究船『みらい』 とっておきの空と海」(幻冬舎)

海洋地球研究船「みらい」とっておきの空と海

海洋地球研究船「みらい」とっておきの空と海

 

この美しい雲と海はどこなの?素敵なビーチリゾートの写真集?

 

いいえ、もっと学術的な内容です。

『地球規模の気候や海洋の変化のメカニズムを解明する(p82)』ために世界中の海で観測航海を続けている研究船が、海洋地球研究船「みらい」です。運営するのは、独立行政法人海洋研究開発機構JAMSTEC

 

日本の遥か彼方で見かけた雄大な大海原や貴重な自然現象の写真を、我々一般庶民が手に取りやすい形でお裾分けしてくれる本です。『キレイダネー』で終わらない、海洋を研究するとは何か・写真の風景はどのようにして成り立っているのか。手のひらより一回り大きいサイズ×1cmの厚みから知的探究心が刺激されます。 

Chapter1 熱帯の海へ

Chapter2 北極域の海へ

Chapter3 南極域の海へ

Chapter4 研究最前線

 

Chapter1~3は写真+自然現象の簡単な説明。Chapter4が研究・観測の具体的説明です。写真を眺めるだけなら小学生でも読めますが、ルビ無し・内容が難しいので、後半の文章は高校生以上向けかな。

地球の反対側で何十日も船に乗り続けて研究に打ち込む、こんな人たちもいるのだよと子どもたちに伝えたい。ご家庭の居間に一冊置かれて、『こんな綺麗な海が見られるなら私も科学者になりたい!』とお子様が言い出すように仕向け導くのも良いでしょう。この本をきっかけに未来の研究者が生まれてほしいものです。

 

『しんかい』と言えば2000しか知らなかったが、6500なんてあるのか!時代は進むのぅ。

 

ネイチャープロ編集室(現・ネイチャー&サイエンス)は、自然科学分野の出版企画・書籍編集で有名です。楽しい本をたくさん作っています。こちらの会社のブログを読んでいたら、楽しい会社(ネイチャーテクニカラー)を見つけました。(メンダコフィギュアかわいい)

 

 

↓他者の書評はこちら

読書メーター・「海洋地球研究船『みらい』 とっておきの空と海」(幻冬舎)

ブクログ・ 「海洋地球研究船『みらい』 とっておきの空と海」(幻冬舎)