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旭川龍谷高等学校図書局blog 本の虫

卒業式は3月1日(水)です。

2014年度新着本5・松原始「カラスの教科書」(雷鳥社)

カラスの教科書

カラスの教科書

 

カラス、お好きですか?

 

よく聞くカラスの評判と言えば、不吉・ゴミを散らかす・低空飛行で襲ってくる等々あまり良くないですね。

著者の松原氏は、『カラスに燃え、カラスに萌えるカラス馬鹿一代。』(奥付ページ著者紹介より)だそうです。奇特な方もいらっしゃったものだと読み進めると、

 

あーら不思議、『カラス可愛い……。』

(表紙のカラスくんイラストを描かれている植木ななせ氏の力が偉大だということか!)

いや、松原氏のカラス愛が凄過ぎるのだ。カラスが好きで好きで10年近く京都大学で研究の日々。今は自称・博物館屋さん。(2007年より東京大学総合研究博物館勤務)

ずっとずーっとカラスに塗れて生きていらっしゃるようで。

 

表紙のかわいらしさに手を伸ばしても、第一章から第三章までは、カラスについての基礎知識を真面目に丁寧に書かれていて、ちょっと取っ付き難いかなという印象。

だがしかし、第四章の「カラスのQ&A」が本書の真骨頂。『えぇっ』と思わず二度読みする、カラスに関する意外な真実が目白押しです。そして、どんな質問にも丁寧に……は答えていない著者の文面がまた良し。

・カラスはなぜ黒いのかなぁ?(316ページ)

・カラスは人間の顔を識別できるんですか?(348ページ)

・カラスと黒猫どちらが不吉でしょうか?(388ページ)

など。

 

↓他者の書評はこちら

読書メーター・松原始「カラスの教科書」(雷鳥社)

ブクログ・松原始「カラスの教科書」(雷鳥社)

 

 

ここの出版社は『雷鳥社』。……らいちょう?

そう、あの冬は白、夏は茶色の鳥・雷鳥が会社名になっている楽しい出版社です。

出版社サイトに行けば、可愛い『らいちょうくん』がお出迎えしてくれます。

なにやら「2015年らいちょうくんカレンダー」には、今回出ずっぱりのカラスくんも登場しているようです。