2018年度新着図書29・はらだ有彩「日本のヤバい女の子」(柏書房)、山内マリコ「選んだ孤独はよい孤独」(河出書房新社)
女子からの意見表明2冊。
はらだ有彩「日本のヤバい女の子」(柏書房)
↓ 続刊出ました。(こちらはまだ蔵書していません)
↓ 出版社の紹介記事
↓ 著者インタビュー
山内マリコ氏は「ここは退屈迎えに来て」で一躍スターダムに。(スターダムって何だ?)一躍有名になった作家です。
田舎ではあるが、そこまでド田舎でもなくかといって華やかさもないロードサイド型商店が立ち並ぶ街に住む主人公たち。ハッまるでどこかの北海道旭川市国道39号線のことかしら?
といった、地方都市車社会の読者が親近感を持つストーリー。
↓ 映画化されています。
2018年度新着図書28・ボンボヤージュ「旅ボン 大阪編」(主婦と生活社)
旅ボンシリーズ大阪編。ボンボヤージュ氏、略してボンさんの旅行記も大阪で6冊目。
ボンボヤージュ「旅ボン 大阪編」(主婦と生活社)
ボン氏はちびギャラリーの方が有名なのかしら。
以下、せっかくなのでボン氏の旅シリーズ一挙紹介。(全て蔵書していません)
↓ いつの間に新刊が!
↓ 著者みずからが旅ボンシリーズのまとめを描いてくれました。
わかりやすくまとめてみました#旅ボン #台湾 #高雄 🤖 pic.twitter.com/qt25ADsy9P
— ボンボヤージュ (@Bonboya43) 2019年11月22日
↓ ボン氏のお仕事情報はボン社twitterにて。最近は「旅ボン 台湾・高雄編」サイン会の模様が伝えられます。
2018年度新着図書26・田丸雅智「夢巻」(双葉社)、「ショートショート・マルシェ」(光文社)、「未来製作所」(幻冬舎)
2018年度新着図書25・「名作をいじる 『らくがき式』で読む最初の1ページ」(立東舎)
名作文学つながりで1冊。
もう、表紙からして朱が入ってますね。こんな調子で名作の文章がどんどんつっこみ入れられています。
阿部公彦「名作をいじる 『らくがき式』で読む最初の1ページ」(立東舎)
立東舎・りっとうしゃという出版社名を聞いて、「リットー?昔リットーミュージックから出てた音楽雑誌買ったな」と思い出していたら、なんとそのリットーミュージックの中の会社だった。
その立東舎から出ているおススメ名作文学現代イラスト絵本「乙女の本棚シリーズ」(こちらは蔵書していません)
懐に余裕があれば、ぜひ個人で買って手元に置いてほしい。装丁も内容も美麗だ。特にげみ氏の絵は良い。
そして立東舎のサイトに行って気になる最新刊を発見!これも、図書館で借りるよりは個人で大切に所有したいタイプの本ですな。
2018年度新着図書24・小鳩まり「なめこ文學全集①~⑥」(幻冬舎)
お次は文學紹介まんがを6冊。
なめこ人気は一段落したのだろうか。様々な種類のなめこキャラで明治・大正・昭和期の名作日本文学のワンシーンをまんが化。文章は全て原典から引き、なめこたちはいつもの「んふ、んふっ」しゃべりをしています。
↓ 出版社サイトで6冊の内容と試し読みが出来ます。
↓ 2012年の著者インタビュー
小鳩まり「なめこ文學全集① なめこでわかる名作文学」(幻冬舎・バーズコミックススペシャル)
「蜘蛛の糸」「たけくらべ」「坊ちゃん」「セロ弾きのゴーシュ」「斜陽」「怪談 耳なし芳一のはなし」「檸檬」「源氏物語」
小鳩まり「なめこ文學全集② なめこでわかる名作文学」(幻冬舎・バーズコミックススペシャル)
「注文の多い料理店」「山月記」「南総里見八犬伝 前編」「走れメロス」「野菊の墓」「五重塔」「少女地獄」「蟹工船」
小鳩まり「なめこ文學全集③ なめこでわかる名作文学」(幻冬舎・バーズコミックススペシャル)
「ごんぎつね」「羅生門」「舞姫」「高野聖」「風立ちぬ」「やまなし」「南総里見八犬伝 後編」「カインの末裔」
小鳩まり「なめこ文學全集④ なめこでわかる名作文学」(幻冬舎・バーズコミックススペシャル)
「銀河鉄道の夜」「手袋を買いに」「人間失格」「吾輩は猫である」「雨月物語 夢応の鯉魚」「初恋」「野ばら」「恩讐の彼方に」
小鳩まり「なめこ文學全集⑤ なめこでわかる名作文学」(幻冬舎・バーズコミックススペシャル)
「よだかの星」「枕草子」「人間椅子」「君死にたまふことなかれ」「こころ」「風博士」「椰子の実」「夜叉ヶ池」
小鳩まり「なめこ文學全集⑥ なめこでわかる名作文学」(幻冬舎・バーズコミックススペシャル)
「どんぐりと山猫」「トロッコ」「蒲団」「汚れっちまった悲しみに……」「高瀬舟」「好色五人女 恋草からげし八百屋物語」「春琴抄」
↓ いつの間にか続刊が2冊出ていた。
小鳩まり「なめこ文學全集ザ・ワールド なめこでわかる世界名作文学 雪の女王編」(幻冬舎・バーズコミックススペシャル)
小鳩まり「なめこ文學全集ザ・ワールド なめこでわかる世界名作文学 不思議の国のアリス編」(幻冬舎・バーズコミックススペシャル)
2018年度新着図書23・「角川まんが学習シリーズ 日本の歴史別巻 よくわかる近現代史 全3巻」(KADOKAWA)
学習まんがをもう3冊。KADOKAWAのこの3巻は、絵柄が中庸で大人に近づく高校生もストレスなく読める。子ども向けの「キラキラ!ハツラツ!」の逆ということですね。
内容は、日本の歴史と登場するある一家族の歴史が合わさって進んでいくという形。読者の子供側から見て、親・祖父母・曽祖父母の生きた時代を垣間見ることができる。
「角川まんが学習シリーズ 日本の歴史別巻 よくわかる近現代史 ①大正から激動の昭和へ」(KADOKAWA)
「角川まんが学習シリーズ 日本の歴史別巻 よくわかる近現代史 ②戦中・戦後の日本」(KADOKAWA)
「角川まんが学習シリーズ 日本の歴史別巻 よくわかる近現代史 ③現代日本と世界」(KADOKAWA)
KADOKAWAの歴史学習まんがは、蔵書している学研のよりも小さく手のひらサイズ・ソフトカバーで、寝っ転がって読むのに適しています。(こちらは蔵書していません)
↓ 蔵書している学研の歴史まんがシリーズ。ハードカバーでどっしりしているので、机に置いてじっくり読むのに適している。
「学研まんが NEW日本の歴史 全14巻」(学研プラス)
「学研まんが NEW世界の歴史 全14巻」(学研プラス)